2011年07月

よむ

ふとした言えない言葉を飲みこんで個室にこもり用を足す俺

<叫ぶ幻想>

過ぎ去った時代の女(ひと)は艶やかにみそひともじの好い声で鳴く

才能に嫉妬されつつ早五年君の声まで消された脳内

甘い罠、口裏合わせ、気をつけて。秘密をふっと小瓶に吹き込む
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たんかいくつか

焼け石に水、と批判す我が心 四月は遠い 密やかに鳴く

<破滅>

時代とは ああ、おぼろ気な一瞬 ただただ過ごす 間違えなければ

未性熟、温めた卵の殻は 燻ぶるカタストロフィの朝

欲望に気をとられメールに気づかず僕はゆく 銀河までの恋

あの星に願ってみてわかったの廿一年後、幻は散る

暗闇がそっと近づく七月の光は弱く星空の余白

2011年3月末~7月9日作成、7月10日一部改作
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