2013年05月

コミティア104)絶対移動(中)大賞 声

6月に入る前に、やっぱりもう少し気合い入れて感想を書いておきたいなぁと。

絶対移動中です。
今回は絶対移動(中)大賞の作品をいくつか掘り下げられたらいいなぁと思います。
私が気に入った作品は、母性の爆発、声。
腐中市の人々はそこまでではないのですが、気になる小説です。
これ、流れで現代詩が出てきそうだなぁと思ったら、出てきたり。
なぜかクスッと笑いそうになってしまう小説でした。
私が詩手帖や詩とファンタジーに投稿したことがある人間だからかもしれませんが。

ざっと読んで気になったのはもちろん大賞の作品でした。
母性の爆発もなんだかすごかった。
けれど、こう一か月近くたってみてふと気になったのは声という小説でした。
あまり光ってはないけれど、安定していました。
他の作品はトゲトゲしていてもの珍しい花なのですが、この声という小説は野原に咲く一輪の小さな花のようでした。
あとがきもさっぱりしています。
楽しくてしかたありません、と。
しっかりと根を張った自信が気持ちを後押ししてくれるようです。
初心忘るべからず。
この言葉がぽんと頭に浮かびました。

声が音に聞こえる、何の音に聞こえたんでしょうか。
実際は、声も音の一部なのでそこがひっかかってしまいました。
例えば、モーニング娘。の道重さゆみさんの歌部分が機械合成されていると本人が申しているのですが、そういったような声でもなく音とも言い切れないものなのか。
まったくの機械音に近いのか。
その辺が弱いな、と思いました。
もう少し、強いオチがあってもいいと思いましたが、なんだか何か月後かにまた読み直したくなるような力強さを感じました。
何度か掲載されて、このような私の『声』が届けば、変わるのではないか。
そんな可能性を秘めているように思いました。
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コミティア104)ホテル惺明館のお客様

もうすぐ6月ですね。
なんと関東では梅雨入りしたとか。
去年はうんと遅かった記憶です。今日は雨も降ったせいか涼しく感じます。

さて!
またまたNaturalMakerの真乃さんの小説です。
おもしろかったー。じわじわ来ますね。
ファンタジー部分がなくてもいけそうな気もしますが……。
小説として嘘があるから明るく読めるのかもしれませんね。
表紙も小説世界と合っていて雰囲気が伝わってきます。
「あるどろぼうのものがたり」や「どうして」の雰囲気を残しながら、大きな物語へ昇華しそうな気概を感じました。
今後も本当に楽しみです。

勢いより落ち着きが勝ってきたので短くてすみません。

コミティア104)マンガ3冊

小説の感想は一休みして、マンガの感想を。
2サークル3冊です。
そのうち1冊はもらってます。ありがとうございます。
海底医務院の倉田殿です。
大学のゼミが同じだった縁で仲良くさせてもらってます。
推理小説も好きな者同士、よく話が合いましたよね。

今回もらった本は「キョンシー&マスター」。
キョンシーと新米道士娘のデコボココンビの話です。
実は、キョンシーはともかく道士ってどういう職業なのかイマイチわかってなかった。
9nineが深夜やってたキョンシードラマに海荷演じる道士が出てくるんですが、見てもわからなかった…!
なぜか最終回にはるかぜちゃんが出演してるドラマです。
わりと最近のドラマです。
なので、今回わかってよかったなぁ。
あ! そういえば、今連載されてる「葛木信二朗の日常」にもキョンシー出てくるんだよね!!
まだ4巻買えてないけど……。
どうなってるのか気になってきた!

そして宵町めめさんの「川底幻燈」1,2。
宵町さんとは秋山真琴さんの主催するミスボドでの初心者人狼村でご一緒しました。
秋山さんのツイートを見たかなんかで、とりあえず寄ろうとスペースに押しかけましたね。
とてもかわいらしい雰囲気から想像してなかったカッコイイマンガ……!
あ、でもふわふわ?した感じなのは作者と同じかも。
現代和風ファンタジーみたいな。ちょっと怖いけど、ホラーとまではいかない、感じ。
ただ1冊目だけではどういうストーリーなのか? まったく見えなさすぎて大丈夫なのかな?
と思ってしまいましたが、2冊目ではだいぶ落ち着いて世界観などを書いてあり親切な感じを受けます。
1冊目もおもしろいといえばおもしろいのですが、主人公の背景などをもう少し書き加えたほうが親切だったのだろうと思います。
それを受けての2冊目かなぁとも思います。
あまりにもストーリー展開が読めなさすぎる不安が先行していて、うーんどうかなぁと。
主人公の性格が安定してない、変わりすぎとも思ってしまって3冊目で描かれるのかなぁ。

おもしろいのだけれど、ちょっと難しいです!
なんというか、肩肘はらずに楽しめないというか……。

EX ゆるふわ作者から質問をもらったので答えてみる

書き込んでたらいきなり前のページに戻って全部消えた。消えた。

青砥十@ゆる化け作家 ‏@sleepdog 5月11日

@n0ppe 貴重なご感想ありがとうございます。いや、話題沸騰にはなってないと思いますが…。 キャラの掘り下げは短編一作の中でやるのは難しく、確かにシリーズで積み重ねてきた延長であると思いますので、そこはその通りですね。選評の通りです。あと、絶対移動中は移動がテーマなんですか?

応募募集ページが見つからないー。
あった。
>・お題「絶対移動中に載せたくなるような作品」
『絶対移動中 開拓せよ!最前線』には明記されてませんでしたよね…?
伊藤鳥子さんによる選評(p.107)から
>応募作の中ではもっともテーマに踏み込んでくれた作品だと思う。
テーマ=お題でいいのか、それとも別なのか。
選評でも、テーマやお題に触れているのはここのみだったのだが。

ゆるふわ作品もそうですが、移動という言葉そのものや何かが移動すること、に焦点をあてた作品が多いように感じました。

青砥十@ゆる化け作家 ‏@sleepdog 5月11日

@n0ppe すいません…何か粘着質みたいでほんとにすいません。いただいた感想は熟読する性格で…。 >少女漫画というより一昔前の少年漫画。現代の少女漫画を読んでみてください。 というのがよく分かりませんでした。私は男でほとんど少女漫画を知らないのですが、どんな意味なんでしょうか?

少女漫画は選考記からですね。
>ラノベというよりは少女漫画(p.103)
誰が言ったかは存じ上げませんが、この作品がキャラクター小説である限り、(特に現代の)少女漫画ではなくヒロインがテンプレート化されてた時代の少年漫画、というのがふさわしいと思いました。
ほめてるわけでもけなしてるわけでもありません。

というか。
何かの賞に応募する気概があるならば、まったく新しい読者の存在に目を向けてほしかった。
なので、積み重ねの延長といわれてもね。
新規読者は、それがシリーズものなのかどうかも判断できないし、そこに掲載されているテクスト分しかその物語を知りえることはできないのだから。
プロの作家になりたいかどうかはともかくとして、そういう部分を書いても面白さに支障がない、もしくはわからなくても完結している話を目指してほしい。
もっと面白い小説を書けるようになりたい!と思う作家さんたちへ強く願います。

コミティア104)『nokto etapo』ニシザキ

コミティア104感想2)『nokto etapo』ニシザキ。能動的に手に取った無料配布物。装丁がキレイ、というか本のつくりをしてないので注意。架空RPGを舞台にした小説らしいのですが、無料配布でこれは……素晴らしい。登場人物多いのと対バンという言葉だけどうにかしてほしい。

コミティア104感想2続)音の表現や歌をめぐる深さ、主人公?の背景などわかりにくいところは多々あったのですが、これをここまで書き上げる熱量はなかなかないな!!と感じました。どうにかしてほしいところはたくさんあるのに、熱量に押されて面白いと言いたくなる小説でした。

対バンって現代のライブイベント用語……。
むかーし、懇意にさせていただいた(一瞬で付き合い終わったけど)SFとファンタジー専門の創作小説やってるかたの小説を読んだら、ファンタジーなのにピアノ用語満載で、楽器がピアノじゃない文章を読まされた時を思い出します。ひどかった。いろいろひどかった。
感想頂戴ねって言われたけど、その方、面白いっていう感想しか受け付けない方だったので
やべぇこれ詰んだ。オワタ
と別の意味でハイテンションになったことを思い出しますね。
昔の話は置いといて。

装丁というかデザインがかっこいい!
広げるとメモ帳みたい。
たぶん、一人称が変わるところで紙の色が変わってるんだけど、それも変な色でもなく読みやすかったです。
というか、普通に紙がないから色が変わったのかと思って読み進めてしまったぜ。

やはりですが、主人公の掘り下げ方が中途半端だったなーと。
面白そうなだけにとっても残念。
主人公より、酒場にいるおねーさまに感情移入しちゃいそうでした。
架空RPGの取説が新刊で、架空RPGを元に書いたこの小説が無料配布……。
デザインとかすごい凝ってらした。よくわかってないのに思わず手に取っちゃうぐらい。
まさか架空RPGなファンタジー小説だとは思いもせず、もらっていきました。
RPGの主人公だから=小説の主人公ではなく、別の視点で書いてもらえたら、取説も売れるんじゃないかな? などとよけいなおせっかいを書いてみます。

どうにかしてほしい、とはいえふつうに書けてるし、表現や登場人物が持つ深さを書ききれてないところで、同人作家が見過ごしてる面でもあるので仕方ないかという感じです。

コミティア104外伝)ゆるふわをめぐる感想

最初にお断りしておきますが、面白かった順でも何でもなく番外編です。
ある程度はどうせ書こうと思っていましたので。
絶対移動中 開拓せよ!最前線の絶対移動(中)大賞に応募された小説。
ゆるふわでふみちゃんがかわいい小説(実はタイトル忘れてるけど気にしない)。
Twitterで話題沸騰だったし、文学フリマ非公式ガイドブックにも掲載されていて期待しないようにしつつ読んだが。
つまらなかったー。
ちなみにほぼ初読です。
ほぼ、というのは野生鯨ことみんなのアイドルくーちゃんがなんだか二次エロ書いたときに調べて読みに行ったけど、昔の作品しかなくてしかもそれが目から滑り落ちて全然最後まで読めなかったので、最新作が読める! という期待はありました。
だから通して読むのは初めて、ということになります。

いや、だって賞に応募してるのに(賞に応募してなくても、だが)、初めて小説を読む人に対してまったくキャラクターに対する掘り下げた説明がなく、どう読んでも面白い! と絶賛して人にすすめられる小説ではなかった。
このキャラクター小説の面白さを左右する要でもある、掘り下げがない、または書いてない、というのはちょっと。
そして主人公の存在感のなさ。幽霊かと思った。
幽霊、もしくは妖怪なら、あってもいいかなー、とは思いますが。

テーマが移動なんですよね、これ(本誌に確か書いてなかったので……あやふやですが)。
編集長がテーマには一番踏み込んでる、という話で、移動がテーマなら納得。
だけど、本当に面白くなかった。ドラマがないんだよね(実際わたしもよく言われるけどw)。
小説自体がふわふわしてて、ゆるふわって本当にほめられてるのかな? と疑問に思う。
伏線をはって回収する。
幽霊? だかなんだかよくわからないものも伏線ないのに出てきて、しかも回収されず、には違和感を覚えることしきり。
全部シリーズを読めば伏線も回収してあるし、キャラクターへの愛情もわかりますよ☆(笑)
とか作者に言われたら殺意を覚えていい。

というぐらい傲慢な姿勢・態度が見え隠れしていたのでよけいにつまらなかった。
優等生ですが、人に読ませる気がないだろうなと思いました。

引き算の話

引き算のツイート

貂々さんのエッセイ漫画で通った美術学校が変だったってのがあるんだけど。キャンバスに色を足すんじゃなくて引くらしい。意味わからなかったけど、最近人気になってるイラストをいくつか見たら確かに色を引いてるように見えて、なるほどなぁと思った。

きっかは強烈な色を放ってて、そこに色を足すのはよくないよねと思うんだよね。どんなに歌詞に色が出てこなくても、それはきっかの歌で色がつくし、きっかの笑顔で色がつくので、それは調理方法を間違えてるんだろうなとしか言いようがない

↑で、もともとのアイドルとは吉川友ちゃんです!
しかも、きっかのアルバムを人から借りてする話がこれかよと。
その人にもお話ししましたけれど。たぶん二人ともオールナイト明けだったので1割も覚えてればいいほうだろう。
きっかの曲、歌詞の世界観があんまり書き込まれてないね。色は思い浮かぶけど、それと季節が結びつかない。季節はたぶんだけど、わざと書き込んでないんだろうけど…
季節を定めないってことは、そのほかの要素をもっと書き込まなきゃいけないのに、なんだろう色んな人を相手にしすぎてて世界観が散漫になってる感じ…がすごく残念

>広がる世界は君にどう映る? 
君は何に出会ったの? 私は何を知らないふりしてたの? そういうの(歌詞から)全然わからないから深く共感できない。それで答えが出ないとか忘れないとか言われても納得できない。きっかのトークみたい(苦笑
ま、スマイレージのぁまのじゃくなんてどうせ忘れるんでしょと自分から離れようとしてるけど、相手が引っ越しするからという理由が書かれてるから共感するわけで、これで理由がなかったらつまらない歌になってたよねって思うのなの
人の気持ちが動くときに理由はないんだけど、じゃあリアルで実際何も起こってないかというとそういうわけじゃないじゃん。いろいろ積み重なってるんじゃん。あー、なんかたぶんもっと焦点を絞って歌詞を書いたほうがいい

というのは、意外と同人小説書きが陥りやすい罠だとも思うのでついでにコピペしてみましたですよ。
色彩を引いたほうがいい、という見方ですね。
何を足して足さないのか、この見極めがまずできてない作者はたくさんいると思います。
それができないからアマのままなのだという見方もできます。
足していくのは簡単です。本質を知らないまま足すのはもっと簡単です。
でも美味しく調理されてるというのでしょうか?
ただマヨネーズやケチャップだけの味がするものを他人が美味しいと思うのでしょうか。

『どうして』真乃(コミティア104)

とりあえずTwitterでツイートした分から
コミティア感想1)『どうして』真乃 引き算をしている小説だなぁと思う。今まではどことなく足し算をすることで納得(適当な言葉が出てこないすまぬ)されていたような。説教風と書いてあるが、もう少し引き算をしていただければいいと思う。

絶対移動(中)大賞の大賞受賞者コメントに引き算とあったが、5月3日に人とアイドルの話をしていて、私も盛んにそのアイドルで足し算はやめよう引き算をしたほうがいいと訴えていただけにグッとくるものがあった。意外と世の中には引き算ができる人は少ない

もう少し言うならば、作者が一つの事象を見て説明する(書く)時に読者を気にして説教のようになることはよくあることだとも思うので、気にせずこのまま書いてほしい。

絶対移動(中)大賞と感想がリンクするので、ブログへまとめるのはちょい後になりそう

とツイートしたのですが、やっぱり別々のものだしなぁ……進みにくいなぁと先にまとめることにしました(礼
前回は、鳥久保さんの『ブリザードフラワー』から順に140文字以内感想を書いてますが、もう本当に面白かった順ですね。
『どうして』は立ち読みした瞬間におおおこれは何か期待できそうだと感じながら買ったものなのでよけいに。
足し算とか引き算とか掛け算とか割り算とか今回はこういう単語がたくさん出てきそうな感想群になりそうです。

コミティア104と秋葉原行ってきた

嘘は書いてないよ。

コミティア戦利品
マンガ
☆海底医務院 キョンシー&マスター
 くらっちこと倉田三ノ路のまんが。
 デビュー作「書生 葛木信二朗の日常」の4巻まだ買ってないうちに、来月5巻が出る模様。
 ボードゲームにハマりそうな気配!!
☆くらやみ横丁 川底幻燈
 秋山さん主催のミスボド初心者人狼村でプレイした仲間。
 見た目とってもかわいいのに、マンガはかっこいいよ。

小説以外の文章もの
☆カフリ 女性限定エリア
 いわゆる女性アイドルを好きな女ヲタとのインタビューを掲載している本。
 ハロ以外のヲタやDD多め、注意。
☆カフリ InDesignで作る同人誌 カフリの本のつくり方
 InDesignは持ってないんですが、他人の作る同人誌の作り方を読むのは好きなので。
 ちなみに私はwordでしか作ったことないんだけど、これ言うと非常にびっくりされる。
 表紙もwordでデザインだからかな。
 しかし、wordで出来ることは限られているため、こういうの読んで参考にする。
★No knowledge product No knowledge Recycle vol.2
 カフリでの委託販売。
 メロン記念日は運命。

創作文芸 創作小説
☆トランスポーター ラブレター
 みすてーさんとこの。
 ナンバリングしなくても、どれが新刊で既刊で続き物なのかはわかりやすいほうがうれしい。
☆Natural maker どうして
☆ホテル惺明館のお客様
☆彼の指さすもの
 表紙いつもきれい。こんな素敵なおねえさまなのに……。
 個人的にはファンタジーより童話風?の話のほうが好み。
 しっかり書けてる。
★文学フリマ非公式ガイドブック編集委員会 文学フリマ非公式ガイドブック小説ガイド
 佐藤の佐藤さんと野生鯨ことみんなのアイドルくーちゃんが東奔西走して作成した3冊目。
 いわゆるふみちゃんかわいい小説が絶対移動中に掲載されててちょうどよかった。
☆絶対移動中 開拓せよ!最前線
 『小柄な小学生なら一人くらいは入れそうな大きさのトランク』。
 フリーペーパーにみつかちゃんの小説。
 まぁ、みつかちゃんとリアルで呼べるほどの親しい間柄ではないのだが。
 握手会が開催された。
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