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2週間のアバンチュール感想

「耽美系ですね」
僕の書いた小説を、部長がそう評した。
耽美系とはどのようなものを指すのだろう。
最近、本屋の耽美と書かれた棚にある男同士が絡まっている漫画とは違うのに。

何故。

「部長ってさ、」
ある時、同輩が言った。
「劇団四季とかには応募しなさそうな人だよな」
どういう意味だろう。
「底辺のアングラ劇団が似合ってるって言うか」
「部長は……尊敬してるよ、僕は」
「そうかな? 君の反応を見て楽しんでいるように思える」

何故。

もうそこにはない言葉が、文章が、僕の目の前でぐにゃりと音を立てて、パソコン画面へと吸い込まれた。ブラックアウトさせようか。今、殴ってしまえば、一週間は自力で立ち上がれない。こいつは。物だから。僕のものだから。愛しい。だからやっぱり殴れないのだ。頭の中にあった言葉たちは、僕がどうにかするしかなかったのだ。唐草模様の絨毯が、薔薇模様へ変わる前に。
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